「戦争法廃止」火曜日駅前スタンディング 第127回 青梅線羽村駅

1月9日18:00~19:00 
「戦争法廃止」火曜日駅前スタンディング
第127回 青梅線羽村駅


底冷えの曇り空から晴れ間が姿を覗かせ、洗濯気分を誘った昼間の空気は一転して、

日が陰れば、羽村駅頭は、あっという間に北風が吹きすさび、指先を凍えさせる。

それでも、50枚ほどのビラを持ち、半分に折りながら配り始めると...

青梅行き下りの乗客が階段を下りてきて声をかけるのに忙しくなる。


ビラには、朝鮮半島を取り巻く各国の姿勢についての問題提起を前面に、

アベ首相の憲法改悪発言と沖縄の米軍機事故を裏面に取り上げた。
冬季オリンピックを材料に南北統一を探ろうとする文在寅(ムン・ジェイン)大統領と

金正恩(キム・ジョンウン)主席、アベ首相、トランプ大統領の主張の違いを

たくさんの人と共に考えたい。

わたしたちSinksの基本的立場は、基本スローガン「銃より愛がいいんじゃない!」に

言い尽くされる。

憲法や9条が指し示す姿勢こそが世界を救うものだと主張してきた。

自国の利益だけを求める「制裁」が対話を生むのか、

それとも、互いの立場を尊重する対話が半島の、ひいては、世界の平和をもたらすのか。


憲法に、9条に、自衛隊という軍隊を明記し、戦争の準備を主張するアベ首相。

先の大戦でもっとも犠牲を強いられた沖縄に、さらに犠牲を強い続ける日米関係。

まずは、政治や外交の考え方の評価以前に、論理的に、道義的にありえない理不尽が

横行している現実について、わたしたち国民が共通理解を持たねばと思う。


ビラの受け取りの多寡は、多少の変動はあるものの、そのような思いの強さを

受け留めてくれるほどではない。

しかし、人々の反応を無関心の表れとだけ見ることはできない。

他者の痛みを自らのものにする余裕のない人間疎外の状況が極まっているのではないか。

平和な見かけと裏腹に悲惨な国民のひっ迫した心理状況があり、

それが逆説的に政権の支持率に反映されていると推量するのだが。


 今回は、偶然、9日定例行動をしている「羽村9条の会」の皆さんと合流し、

和気あいあいで活動することができた。

数は力である。倍する人数は、その迫力で、効果も倍増する。

先の選挙で立ち上げた、東京25区の市民連合も生き続けている。

知恵と力と経済力?を結集し、最悪な状況にメスを入れ、未来を切り開いていきたいものだ。

 

(facebook  Bさんの記事より)

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