「戦争法廃止」火曜日JR青梅線駅前スタンディング

2月20日18:00~19:00 
「戦争法廃止」火曜日JR青梅線駅前スタンディング
第133回 河辺駅


「この国は二度と戦争をしないと誓った」、「安倍9条改憲NO!」の幟4本、

「イマジン」用ラジカセ、プラカードケース、署名セット袋など、

スタンディングアイテムを抱えて、河辺駅改札出口に着くと、懐かしい顔が。

かっての西多摩の教職員組合の主、憲法9条を守る西多摩の会代表のYさん82歳だった。

「だいじょうぶなんですか。無理して来ないでくださいよ」と膝痛を心配して言うわたしに、

「元気、元気。胃がんステージ5だったけど、医者に活動していいって言われたから」というYさん。

え?え?と、疑問符が二つ頭の上に。

ステージ5って末期を越えてんでしょ、こんなとこに来ている場合!?

「ステージ5」ってあったっけ?「意味わかんないんですけど」を繰り返すわたしに、

「ステージ5だったけど、I胃腸科に行ったら、大丈夫って言われたから来たんだよ」と繰り返す良さん。
すでに定刻6時を回っている。

蒟蒻問答も「山本山の海苔」をやっている場合ではないと慌てるわたしに、

ようやくのことで、「市の検診に行ったら、ステージ5の胃がんだって言われて。

青くなって井上胃腸科に行った。ポリープがあって、精検をしたらなんでもなかった。

で、医者が、普通に生活していいよと言ったのでここに来た」んだと。

「じゃあ、まったく大丈夫なんですね」と確かめるわたしに、Yさんは、ニヤッと笑いながら、

「そうなんだ」と宣う。
おどかして!と思いながら、身の縮む思いも謎が解ければ笑いで済ませる。

「でも、無理しないでくださいよ」と言いながら、今日のビラを持ってエスカレーター下の

持ち場に向かった。


80代2名、70代2名、60代4名、総勢8名のスタンディングだった。

「天気予報で3月下旬並み言ってたけど、久方ぶりに手袋なしで配っちゃった」という仲間の声が聞こえる。春は近い。