寝屋川市駅前スタンディングアピール(220回目)

10月21日寝屋川市駅前スタンディングアピール(220回目)
13:15〜13:45

朝寝坊なのと「寝屋川 平和と市民自治の会」のトーク・カフェに参加するためにほんのすこしだけになりました。
すぐ下のせせらぎ公園でイベントの準備中のためマイクもなし。
少し不完全燃焼です。

しかしトーク・カフェの憲法学習会は参加できてよかったです。
お話の内容はYouTubeで。

講師に憲法学者の澤野義一さんを迎えてのトーク・カフェが開かれました。
お話の内容は「世界の戦争違法化の歴史と日本国憲法」。

戦争の禁止(違法化)には二つの考え方があります。
ひとつは自衛の戦争も含めてすべての戦争放棄。特に戦争の非合法化ともいいます。
もうひとつは侵略戦争のみ放棄(自衛・制裁の戦争容認)です。

19世紀の戦争自由・合法論から違法化が進む中でもこのふたつが競合しながら不完全ながらも不戦条約などに成文化されてきました。ここに戦争だけでなく武力行使も禁止とされたものが国連の集団安全保障や各国の憲法に制度化されています。

日本国憲法第9条はこれらとは違いひとつめの全ての戦争放棄を制度化したものです。
9条発案は「幣原喜重郎説」が多く語られていますが、アメリカの戦争違法化運動の中でも自衛の戦争も含めてすべての戦争放棄が論議されていて、GHQの憲法草案作成グループの中にこれを持ち込んだ者がいてもおかしくはありません。

戦争の違法化を決定している国は既きたくさんあります。
常備軍の不保持、非核(原発の禁止を決定しているところもあり―原発は核武装に転用可能な潜在的能力に該当します)など表明していますがすべての戦争を放棄しているところはありません。

世界の戦争の違法化(非合法化)運動は日本の憲法第9条に注目しています。
安倍政権の安保法制や9条改憲は世界の戦争違法化に反する動きです。
一部野党や憲法学者の中にも自衛権容認論的改憲派が見えます。
安倍政権が進める「改憲」に対抗するには、このような個別的自衛権容認(従来の政府見解)を前提にするべきでなく、9条が永世中立を要請していると主張する方が明快であると述べられました。

https://youtu.be/ri_5R4DvcwQ

 

(facebook  Oさんの記事より)

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